就業規則

RULES

就業規則

就業規則とは、事業場ごとに作成される会社と従業員の間の雇用に関するルールを定めたもので、
大きく分けて3つの目的があります。

1、適切な判断をおこなうルールブックとしての就業規則

就業規則は、従業員の行動規範を定めたものであり労務管理の礎となるものです。職場のルールを明文化しておくことで、
日々発生する様々な事象に対し適切な判断ができ、円滑な企業運営が可能になります。
さらには、労務担当者も交代する時期がやってきます。担当者によって異なった判断をしない為にも明文化されたルールブックの
準備が求められます。

2、働きやすい職場環境を整えるための就業規則

就業規則には服務規律を明文化しその遵守を促すことで、会社の秩序を維持し働きやすい職場環境を整えるという目的も
あります。しっかりとした就業規則を作成すると仕事がしにくくなる、窮屈になるというイメージをもたれることもありますが、
実際には日々まじめに勤務している従業員の足かせになることはありませんし、逆に明確なルールが無いために今まで曖昧に
許されてきた事柄、声の大きい者がごね得をするということがなくなりますので、まじめな方ほどストレス無く働ける環境と
なります。

3、労使紛争から会社を守るための就業規則

インターネットの普及に伴い、従業員は以前に比べて労働諸法令の知識と情報を得ることが容易になり労働条件に対する
権利意識や要求が強くなっています。その結果、多くの労使トラブルが毎年発生しています。労使トラブルが発生した際には、
まず就業規則にどのように定められているかを確認するところからスタートし、それが大きな判断材料になります。

ですので就業規則が整備できていない、もしくは不備がある状態では、会社として充分なトラブル対応ができません。
万一の際に会社を守る盾としての就業規則が求められます。

当所では、複数回のヒアリングによって会社ごとの問題点の洗い出した上で、最新の労働法、過去事例をふまえオーダーメイドの
就業規則を作成いたします。